介護の基本を学び、現場職員の生の声を聴く講座に36名が参加。「介護」は、生活・仕事の両面で身近で大切なテーマであることを再認識できるセミナーでした。
山形県内主要5カ所で開催する本講座の2回目。ハローワーク新庄2階セミナーフロア―には、受講者36名が参加しました。
社会福祉法人新庄かつろく会「特別養護老人ホームかつろくの里」の介護主任:五十嵐しのぶ様からの講話を中心し、介護の基本用語や介護施設の一日、仕事の大変さや喜びなど、一般の方々を対象として「介護勉強会」。
座学の合間に、スライディングシーツや介護用車椅子とスライドボードといった福祉用具・実機の紹介が行われ、「ノーリフト」(*1)により、介護職員の負担軽減と同時に、ケアの品質も向上しているなどの説明がありました。
(*1)人力のみの移乗を禁止し、適切な福祉用具を活用しようという考え方
特別養護老人ホームかつろくの里 介護主任 五十嵐しのぶ 様
話し下手との自己紹介でしたが、明るく、軽快な口調と新庄弁でのお話しは、楽しい1時間となりました。
10月07日(月)には、当法人3施設をめぐる施設見学会を開催するとのこと。セミナー終了後に申し込む受講者も見受けられました。
本日のような基礎的なセミナーをきっかけに、介護の現場にも足を運ぶ人が増えていくことを期待します。
受講者の声~アンケート結果から抜粋
・介護職は自分には無理だと今まで思っていましたが、話を聞いて前向きに考えられる様になりました。働き方にもいろんなパターンがあるのだという事も知ることが出来て、参加して良かったと思いました。
・私は60過ぎと年がいってますので、無理な事と思っていましたが、内容を聞いて興味が湧いています。職場を見させていただきます。
・講師の方が楽しそうに話されていて、聞いていて楽しかった。
・自分は介護とかは無理だと思っていたけど、内容を聞いて少しだけ興味がでました。
・仕事がハードだと思っていました。今日の話を聞いて介護の仕事の見かたが変わった。
介護の入門的研修から資格取得まで
セミナーの後半では、就業にあたっての研修・助成制度なども紹介されました。
●山形県離転職者職業訓練(公共職業訓練)介護サービス科