今回は、東根市のなかよし保育園より大江園長先生と保育士の菅原先生からの事例報告。園長先生からは「保育園は子どもと保育士の生活の場。先生と呼ばれることへの慣れや誤解が生まれないよう、常に子ども目線で保育を行うことが大切。」「保育職は専門職。積極的に勉強してそして楽しく勤めてほしい」「保育士もそれぞれ家庭を持って仕事と両立している。シフト勤務や土曜出勤などは、それぞれから希望も聞き取りして決めている。」等 これから保育士の仕事を目指す方々にアドバイスをいただきました。
保育士の菅原先生は、保育士の仕事に復職されて1年目の方。結婚を機に10年間保育の現場を離れたそうですが、「やっぱり保育士の仕事が好き」と菅原先生。また保育士として働く夢をかなえる姿をご自身のお子さんにも見せたいと思い、復職されたそうです。10年間のブランクは不安もありましたが、同じ園の先生方にも支えられていること、以前と違いクラス担任も複数担任になっていること、残業も殆どなく就業時間どおりに帰れるようになっていることなど、仕事と家庭を両立させながらやりがいを感じて毎日楽しく子どもたちと向き合っている菅原先生のお話でした。
事例報告の後、各保育事業所との相談会には、参加者みなさん積極的に各ブースを回り、働き方や就職するにあたっての不安や疑問点、資格の取り方などをご相談されていました。
今回参加された方々は、保育士の資格がある方、保育士資格は無いけれど教員免許や養護教諭の資格・経験を活かして保育の現場で働いてみたいという方、無資格未経験ですが保育士の仕事に興味がある方、これから資格を取って働いてみたい方など様々でしたが、保育士としての就労につながるきっかけとなれば幸いです。今後は、施設での見学会の調整や就労相談など福祉人材センターで引き続きお手伝いさせていただきます。