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8月7日(火)介護のしごとミニ講座 in よねざわ

   米沢市塩井町にある介護老人保健施設「サンファミリア米沢」を会場にして、「介護のしごとミニ講座」が開催されました。

 

   大雨災害の余韻が残るどんより天気でしたが、広大な土地に大きな建物が安心を取り戻してくれました。

就業を検討している方に加えて、就労体験中の高校生の皆さんも参加して、研修室は満席になりました。

 

   ハローワーク米沢様、米沢市健康福祉部様にも参加頂き、当センター主催の「介護のしごとミニ講座」がはじまりました。

 


介護のしごとミニ講座<時間割:13:30~15:30>

(1)開会

(2)「介護とは何か・・・」サンファミリア米沢:鈴木施設長

(3)現場スタッフのお二人を中心とした座談会

(4)施設見学

(5)質疑応答・閉会

   高校生の参加が多いことを考慮してか、鈴木施設長のお話は、「介護とは」からはじまる実に優しく&温かい内容でした。介護を学習するというよりは、自分自身や家族のこととして「介護」の理解を深める良い機会だったと思います。

    鈴木施設長は、現場スタッフのお二人から、入職のきっかけや仕事のやりがい、職場の人間関係などを上手に引き出してくれました。落ち着いたお二人のお話は、高校生の心にも"しみ込んだ"と思います。

   大きな法人は、介護職員の養成機関でもあり、資格取得に向けた助成金も含め、懐の深い職員待遇も行っていました。


    見学会を締めくくった「社会福祉法人米沢弘和会」森理事長様のお話が印象的でした。

 

   今年で88歳になられるという森理事長は、ご自分の元気の源を「人と関わる仕事をしてきたから」とおっしゃいました。

   森理事長のお名刺には、「一日一遇」と記載があり、ご挨拶された研修室にも「一日一遇」の四つの漢字をみることができます。

 

   介護は、人と関わりを持つ仕事です。

   いつまでも若くいたい方は、「介護」をすべし!

 

   88歳には絶対に見えない森理事長のパワフルなお話は、まったくもって説得力がありました。